豆乃助
2012年4月
ペットショップのリニューアルオープンを見に行って、開店がずれたのを知り落胆
4月26日、開店して翌日のお店に行き豆乃助と出会う
クリクリしたお目目、何だかでっかい足
試しに抱っこしたらイチコロでお買い上げ〜
殿は名前を何にしようって言ってたけど嫁は勝手に「豆」と呼ぶ。
命名 豆乃助
我が家の次男坊。
大人しくて賢い、女の子より女らしい陸丸を見てきた我が家。
雄は大人しいんだ、って思ってたけど大誤算。
チビっ子の時から好きなものはペットボトル。
中身が入ってても器用にお気に入りの場所にお引っ越し。
2Lでも運ぶんだから〜
我が家に来てそうそう、
上の2匹に風邪をうつしてパニック状態。3匹の通院でてんてこ舞。
ベビー鳴きも半端じゃない声量で困り果てた夜。
嫁の携帯のストラップを気に入って、通話中でも携帯没収。
進入禁止の和室が大好き。好きすぎて無理やり襖をこじ開けることを覚える。ガリガリやった襖、表装はビリビリ。
嫁と豆の攻防戦はアクリル板でガリガリできなくした嫁の勝ち。けどアクリル板が不恰好で負けた気分の嫁。
嫁対豆は二回戦を網戸に移す。ベランダは危険防止の為フェレット立ち入り禁止区域。
夏場は網戸にするといい風が入る我が家。網戸にしたい嫁と網戸に爪を引っ掛けてガリガリすると網戸が開くことを知った豆。防犯用のストッパーを使って網戸を開かなくして嫁の勝ち。
と思いきや開かない網戸をバリバリ引っ掛け穴を開けた豆。
第2ラウンドは豆の勝ち。網戸にすることが封印された我が家。
手足が大きい子だなあ〜って思ってたらあれよあれよとビックリサイズ。
陸の倍、シーの3倍近く。
あだ名は「むちむち、むーさん」
お刺身、お肉大好きだけどがっついて食べる姿に「味わえよ〜」と苦笑。
寝てるときはいつもお腹が上。足音はドタバタ。
嫁と殿のチューをことごとく嫌がる。唇や鼻を噛まれた人間二人、お揃いの流血。
キャンプじゃお散歩特攻隊長。散歩嫌いな陸丸兄ちゃんの分まで歩く歩く。
でっかいお腹でおもちゃのトンネルに入れず。イラを起こしてシーや陸丸の入ってるトンネルごと秘密基地へ。
今日は入れるかも〜って毎日飽きずにトンネルに頭突っ込み。
ちょっとお馬鹿で空気読めない
けど変なときには空気読む
お調子者の豆乃助。
病気になってから嫁の掌に置いたご飯を好むようになって、ついたあだ名は「王子」になった。
王子の手術で摘出された脾臓の病理検査の結果、リンパ腫が分かったのは3/1。
ステロイドを飲まなければいけない状態、薬を減らせば肝臓が腫れ上がる。
このまま多量のステロイドを続けるか、抗がん剤治療を試すか。
殿と相談してもなかなか結果がでない。どっちの選択肢も王子には蕀の道。
悩んでる最中、王子がご飯を受け付けなくなった。嫁が差し出すご飯を秘密基地へ隠して食べた振りをふりをする。
病院に行き、先生と相談。可能性のある抗がん剤をすることにした。
先生と話中、嫁のパーカーの中で珍しく甘えてくる王子。
泣きながらお願いします、と先生に預けた。
その日の夕方、
急変したと携帯に電話がかかる。
まだ2才になってない豆乃助。
我が家に来て1年10か月。
早すぎる最期は空気を読んでなくて
抗がん剤を試す前に旅立ったのは空気を読んだからなのかな?
抗がん剤を行う前に、弱った体を持ち直そうと始めた点滴。その点滴しか豆は治療を受けなかった。
パパもママも、まだまだ思い出欲しかったよ。
まだまだ一緒に居たかった。
虹の橋のたもとにいる姉ちゃんたち、あんた面識ないからなぁ。
ママはそれが心配です。
あんたに似てマイペースなのがシナ姉ちゃんで
あんたに似て空気読めないのがウニ姉ちゃんで
あんたに似て甘えん坊なのがパン姉ちゃんだよ。
仲良くしてもらってね。
豆乃助と一緒にいれたのはたった1年10か月だったけど、とってもとっても幸せでした。
うちに来てくれて、うちを選んでくれてありがとう。
病院の先生、キャンプ場で可愛がってくれた皆様。
皆様と出会えた豆乃助は幸せものです。ホントにホントにありがとうございました。
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